食事が美味しくなる

禁煙で食事が美味しくなる

禁煙をすると食べ物が美味しく感じられるようになります。

これはニコチンによって舌の機能が低下していたせいです。

舌の表面んには味蕾(みらい)と呼ばれるツブツブがあり、この味蕾がいわゆる味覚を感じ取る器官となります。

タバコの煙に含まれるニコチンやタールはこの味蕾を刺激し、感覚をマヒさせてしまうのです。

味蕾がマヒしてしまうと料理の味が薄く感じてしまい、結果として料理の味を濃くしてしまいがちです。

濃い味付けは塩分や糖分を多く摂取するので、健康上よろしくないのです。

タバコをやめれば体からニコチンが抜けて、味蕾が元通りに機能するようになります。

禁煙することで料理が美味しくなり、食生活が楽しくなります。

結果として食欲が増加して太る、という方もいますが、これは消化器官の働きが正常に戻った事にも起因します。

タバコと消化器官

喫煙すると食事が美味しくなくなりますが、原因はニコチンによる舌の機能低下だけではありません。

タバコは消化器官にも様々な悪影響を与えます。

ニコチンは血管を収縮して血行を悪くしますが、胃の粘膜では血流量が少なくなると酸素欠乏が起こります。

これによって粘膜の抵抗力やその他の機能が低下してしまいます。

また、タバコは自律神経を引っ掻き回して胃の下部にある幽門括約筋の機能を乱します。

幽門括約筋の不調によって十二指腸液や胆汁などが逆流し、胃の粘膜を傷つけてしまうのです。

結果、胃酸過多となって逆流性食道炎や胃潰瘍などの疾患を引き起こすリスクが高まります。

喫煙によって慢性的な胃炎となり、食欲が低下するケースもあります。

近頃おなかがムカムカして食欲がわかない、胃が痛い、胃液がせり上がってくるといった症状がある方は要注意です。

禁煙によって消化器官の機能が回復すれば、また元通りの食欲が戻ってくるかも知れません。

もし喫煙によって何らかの疾患が発症してしまったら、病院でタバコの事もよく相談しましょう。

食欲が増す

しばしば、禁煙によって食欲が増えすぎて太ってしまうという方もいます。

口が寂しくなった時に、タバコの代わりについつい間食してしまう事もあります。

もちろん食事が美味しくなって食欲が増す、というメリットのせいもあります。

健全な体になった証拠でもあるので、禁煙に成功したら次は運動を行うと良いでしょう。

喫煙していた頃に比べて肺活量も上がり、運動しても息切れしなくなっている事に気が付きます。

健康な体を維持するために有酸素運動を行い、栄養バランスの取れた食生活を送っていれば太ることはありません。

体内で新陳代謝が行われ、カロリーがきちんと燃焼されているからです。

禁煙が成功したら、毎日ほどよい運動を行いましょう。