精神面

喫煙による精神面での変化

禁煙する事でストレスになる人もいますが、本来は喫煙する事もストレスになります。

タバコが切れてイライラしたり喫煙所を探し回ったりと、喫煙者にもストレス要因はあります。

また、喫煙者は非喫煙者に比べて、うつ病を発症するリスクが約2.9倍にも及ぶ事が分かっています。

短期的に見れば、タバコはストレス解消効果があると言えますが、長期的に見ると精神面で悪影響を与えている可能性が高いのです。

ニコチン依存症になると、ニコチン欠乏によるイライラや不眠、抜け毛や肌のシミなど様々な不調が出てきます。

仕事が忙しくて夜中に家に帰っても、満足に眠ることができずに疲れを引きずったまま翌日も出社…という事がくりかえされるとストレスはどんどんたまっていきます。

こういった変化に対して、心のどこかで焦燥感や不安を覚えつつも、タバコをやめられない状態となります。

場合によっては、タバコに依存しなければ行きていけない自分に対する自己嫌悪も生まれるでしょう。

また、周囲との人間関係でもタバコによって嫌な顔をされたり、公共の場所でのトラブルもあるかも知れません。

タバコは、一時しのぎで気分を落ち着かせている反面、じわじわと心を沈み込ませているのです。

運動はストレスやうつを解消する効果があると言われていますが、喫煙はこの運動能力も奪います。

満足にストレスを発散できず、ニコチンの覚醒作用によって不眠状態となる。

こういった悪循環が続いていくと、やがて心が落ち込んでうつ病を発症してしまうのです。

禁煙でストレスやうつが解消する

禁煙によって精神面で回復したという人も大勢います。

もちろん、自分の意思で禁煙が成功すれば達成感や自信につながります。

不眠や睡眠不足は明確にタバコが原因だとわかっているので、これだけでも禁煙によって如実に変化が訪れます。

美味しく食事をすることが出来て、しっかりと眠る事が出来れば、生活にも余裕が出てきます。

忙しい時には栄養バランスを特に考えずに偏っていたかも知れない食生活にも気を配るようになり、体調管理も安定してきます。

疲れを引きずったりストレスを抱えることもなくなり、心が軽くなっていくはずです。

ただし、禁煙して最初の頃は離脱症状によるストレスや不眠も出てきます。

そういった症状への対抗策として、禁煙外来でチャンピックスやニコチンガムなどの禁煙補助薬を処方しているのです。

禁煙補助薬で離脱症状を抑えながら禁煙治療を行っていけば、自ずと自然治癒力によって心と体が健全となっていくでしょう。

禁煙による精神的苦痛

ヘビースモーカーの人にとって禁煙は、心身ともにかなり苦痛をともないます。

禁煙外来では、不安を抱えたニコチン依存症患者のメンタルケアも行っております。

酒の席では吸ってしまいそうだとか、禁断症状でノイローゼになるのではないかと、重度の喫煙者は禁煙に対して恐怖感さえ覚えます。

そういったヘビースモーカーの人のために、禁煙外来では患者の状況を把握し、適切な判断を行った上で最良のアドバイスを行います。

当サイトでは禁煙補助薬であるチャンピックスをご紹介しておりますが、チャンピックスだけでは不安だという方は、禁煙外来を受診してみる事をお勧めします。